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ストレートケーブル・クロスケーブル

オフィスのレイアウト変更時や移転時などの配線工事・ネットワークの移設・設定変更、サーバや周辺機器の追加など、専門の技術者が迅速にサポートいたします。

LANケーブルの構造

LANケーブルには4組8対の銅線があり、ケーブル端部には8ヶ所の接点を集約する「8P8Cモジュラープラグ」と呼ばれるものが取り付けられています。(ケーブル両端に8P8Cモジュラープラグを取り付けた物をパッチケーブルと言い、一般的に目にするLANケーブルといえばこれを指します)

ケーブル内に収容されている8本の銅線の被覆は色で判別出来る様に8パターンの色別(白/緑、緑、白/橙、橙、白/青、青、白/茶、茶)がなされていて、内部では厳密には送信用と受信用のラインが異なって扱われています。

また、ケーブルのコネクタの決線規格はT568AとT568Bの2種類の規格が存在しますが、色の一部が入れ替わるだけなので通常の用途であれば特に違いを意識する必要はありません。

LANケーブルの種類

ストレートケーブル・クロスケーブル

ストレートケーブルとは、ハブやスイッチなどとパソコンをつなぐ場合に仕様するケーブルです。また、クロスケーブルはその逆で、パソコン同士を直接接続する場合に用いるケーブルです。

これは、送信用の線と受信用の線を同じ配置にするか、入れ替えられているかが違いとなっています。

古い機器をご利用の場合は、ストレートとクロスを間違って使用すると上手く接続されない状況が起こります。機器は正常に動いているのに何故か接続できない場合の原因として上位に来るものと言えます。

ただし最近の機器であれば、接続時に機器側が自動的に判別して、ストレートケーブルでもクロスケーブルでもどちらも使えるよう通信を制御しているので、あまり問題にはならなくなってきています。

線の太さが違うLANケーブル(フラットケーブル・極細ケーブル)

機能としては同じでも、用途の違いによって線の形状を変えたものも存在します。

フラットケーブルは通常のケーブルよりも厚みを薄くして、線を平らに配置したもの、極細ケーブルは太さを細くした形状のものです。これらは、カーペットの下や壁の細い隙間を通す時に使用します。

確かにスペースを無駄無く利用できて便利なのですが、やはり耐久性の面では若干劣るため、誤った用い方をしていると通信障害の原因にもなりかねないので注意が必要です。

その他の種類

「カテゴリー」と呼ばれるものは周囲のノイズ対応や通信速度、伝送帯域(使用出来る周波数)によって、5・5e・6・6a・7の順で、新しく高性能になっています。
(⇒カテゴリー6(Cat6), カテゴリー5e(Cat5e)

特に古い設備を併用してご利用のお客様は、ケーブルの種類には注意が必要です。またこうした潜在的なトラブルを抱えているため、十分に使える設備がある場合でも業者によってはネットワーク全ての入れ替えを提案することがあるようです。

当社では、お客様の現状の設備を最大限活かし、不必要なコストを生じないようなご提案を行っております。ぜひお気軽にお問合せください。


⇒ オフィスのLAN配線・ネットワーク工事


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