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学習塾全国200校の配線工事・Wi-Fiシステム導入

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学習塾全国200校の配線工事・Wi-Fiシステム導入

現場の概要

東日本と西日本の主要都市で200校程の塾を運営している会社様から、電気や通信の配線工事やWi-Fiシステムの導入を全国の教室で行って欲しいとの連絡がありました。

教室は首都圏・関西圏が全体の7割を占めていますが、沖縄を除く九州や北海道までの地方都市の雑居ビルのフロアを教室施設として使っています。

フロアの大きさは平均180坪程度の2フロアを占有し、6~8室の教室に自習室と事務室を加える形で構成しています。

中学生から高校生の受験生を学校と同じように教科別に教えているので、時間割の合間には、通路には移動のために教室を出入りする生徒や教師でいっぱいになります。

昨今の情勢に合わせて、生徒一人ずつ個別授業を遠隔で行い、教室に生徒を集めないで出来る「個別指導法」に業態変更するために、教室施設の大幅な内装変更を進めている最中でした。

課題・要望

依頼内容は大まかに分けてネットワーク構成の相談と工事進行の相談でした。

ネットワーク構成では、教師が個別授業で科目別教材アプリケーションを使用して進めるためのインフラ整備が課題でした。

教師および塾の管理者には、授業で使われるアプリケーションの時間・評価・得点のログ常時観察することができ、サーバーにその情報を随時送れるWi-Fiシステムが必要です。

また教室には新たに50個ほどの個別ブースが作られることになり、同時接続に対応できるWi-Fiネットワークの構築と、各ブースに設置する監視用カメラや21インチモニター用の電源が必要でした。


工事進行では、全国での内装工事が既に進行中であり、電気工事や通信工事は必然的に内装工事が終了した後の工程となりました。

また、大多数の教室はオフィスビルのフロア賃貸で床はOAフロアでありましたが、地方の教室では古いビルとの契約も多くコンクリートフロアと成っていて、配線を床下に施すことは難しい状況でした。

内装工事は既に先行しているので、電気コンセントを設置する壁は仕上がっている場合が多く仕上がってしまった壁の中に、電気配線を行い隠蔽する事は極めて難しいので内装工事業者との協業が不可欠でした。

施工のポイント

個別ブースで使われる機材はWi-Fi6対応のタブレット端末が選定されていたため、アクセスポイントもそれにあわせて規格”IEEE802.11ax”を設定しました。

授業時間中は教師や生徒の同時接続が想定されるため、教室ごとの個別ブースの数に応じたアクセスポイントの配置設計を行いました。

天井に取り付けるWi-Fiアクセスポイントの配置位置は電波調査の時点で大まかに決めていますが、正確な場所は現地で実際の内装工事の状況を検討して定めます。

現地天井には、スプリンクラー・誘導灯・照明設備・エアコン・点検工・防犯装置・カメラ等取り付けに際して配慮しなければならない設備が数多くあります。スプリンクラーは半径50㎝以内に設置してはなりませんし、避難者が誘導灯を見て非難する為の視界を遮る位置に取り付けることも出来ません。


また電源では、部屋全体の電気容量には変更の必要は無いのですが、コンセントの増設台数が50ヵ所と大変多いので、新設プルボックス内に4基の子ブレーカを設けました。

床下から25㎝の位置に2口のコンセントボックスを取り付けるためには、電気配線作業とコンセント取り付け作業それに小ブレーカの増設工事を行わなければなりません。

内装業者としても施工済のブース間仕切りに後追いでモール配線など様々な加工がなされるのは避けたいことのため、工事の準備として先行して協力会社の教育に使用する施工マニュアル・作業手順書等のドキュメントの作成を始めました。

施工マニュアルは作業項目を設けて時系列で追っていける様に構成し、読まなくても見るだけでおおよそが理解できる様に、現地作業員の目線で作ります。写真やポンチ絵とタイトルだけで流れが判り、特に注意する事柄だけを最小限書込む等の工夫がされています。

工事マニュアルの他に各工事行程の作業手順書を作成します。工事担当者同士で互いに読み合わせし、手順に不備がないかを確認します。作業員全員が、該当する工事の工事マニュアルと作業手順書を基に施工教育を受けて、理解度を判定してから工事に携わるメンバーとしました。

担当者コメント

依頼された学習塾には既存の内装工事会社はあったのですが、急激な電気工事と通信工事に対応するリソースとして限界があると感じておられました。

既存の工事業者は内装工事会社で、電気通信工事の概略は認識して頂いていましたが、工事指示書やマニュアルなどは無かったので協議し作成いたしました。

電源コンセントの増設がかなりの数に成りましたので、コンセント回路の不足している教室には既存設備とは別途に個別にブレーカの増設も併せておこなわせていただきました。

既存の工事業者様との連携などもご要望に応じて対応いたしますので、工事でお困りの件がございましたらぜひご相談ください。

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